埼玉県|歯列矯正歯科矯正歯科の選び方|正しい矯正歯科の選び方|矯正歯科専門医監修

●矯正歯科の選び方 ●適切な矯正治療とは ●知っておきたい「矯正」の知識

よくある質問
Q&A

上手な矯正歯科医の判断方法は

患者様が治療の上手な先生を見分けるのは難しいかもしれません。
歯科医師に専門用語を並べて説明されたら、
「よくわからないけれど、きちんとしているのかな」
と思われるかと思います。

しかし、矯正治療時に使用する「ワイヤー(奥歯から奥歯へ歯の真ん中に通す金属)」を矯正開始時から終了時までに「何本使用するか」で、ある程度判別はできるかもしれません。

ワイヤーを多く使用すると、歯科医師としては手間がよりかかるのですが、その分治療の質は格段にあがります。
どう違うのかというと、0.数ミリ(1ミリ以下)単位で歯を非常に細かく動かすことが可能となり、患者様に非常に高い治療結果をもたらすことができます。

質の高い治療を行う歯科医師であれば、矯正治療開始時には「細いワイヤー」を使用し、治療が進むにつれてだんだん「太いワイヤー」に変えていきます。当院では、矯正終了時までに平均6~7本のワイヤーを使用しております。

技術のない歯科医師だとワイヤーを1本や2本で終了してしまうことがよくあります。
しかし、高い技術(きちんとした)矯正の治療をワイヤー1、2本で行うことは、まずありえません。

実は、クリニックのHPの症例なども、自分の症例ではなく他人の症例を載せていること(例:既製の矯正歯科のパンフなどに掲載されている良い症例を、あたかも自分が治療したように載せている)が多く見受けられ、患者様がそれを確認することは極めて困難です。

しかし、ワイヤーの本数を患者様に対して嘘つくことはできないかと思いますので、ご相談時に質問されてもいいかもしれません。

確かな技術と経験をもつ歯科医師であれば、治療の初めからゴールまでの一連の流れにおいて、検査後の診断でワイヤーが何本程度必要かなどはあらかじめ把握しています。

ワイヤーって痛いのでしょうか

個人差はあるのですが、痛みが出ることもあります。
ただ、我慢できないほどの痛みが出るかたはほとんどいらっしゃいませんので、そこまで心配されなくても大丈夫かと思います。

バンドが痛いと聞いたのですが

準備中です。

 

 

 

子供の矯正はいつから始めるのがいいのでしょうか?

小さなお子様では3歳ころから矯正することが可能です。

ただ、どの患者様も早く矯正を始めればいいのかというとそうではありません。

ネットなどでよく「子供の頃から始めた方が早く終わる」「早く始めた方がきれいに治る」などと患者様をあおるような文言をみかけますが、早くはじめても、結局装置をつける期間だけが長くなってしまい(場合によっては5年も6年も装置がつけっぱなしになってしまうこともあるようです。)かえって、患者様のご負担になってしまうケースがよくあります。

ただ、早く専門の矯正医が状況を確認し、適切な時期に治療をはじめることで、 無駄に治療期間が長くなることなく、よい治療結果を得ることができます。

お子様の歯並びにご不安がありましたら、まず、専門医に状況を確認してもらうことが大切です。

矯正歯科の選び方は?

法律上は、歯科医師の資格を持っていれば矯正歯科治療を行っても問題はないということになっています。

しかしながら、「矯正治療」は、ほかの歯科治療のような、いわゆる虫歯や歯周炎などの“疾病治療”とは異なり、とても専門性の高い医療分野であるといえます

矯正専門医になるには、一般的に歯科大学における6年の修士課程を修了したあと、「歯科医師国家試験」に合格し、さらに、大学の「矯正歯科」での研修課程を経ることが必要となります。

しかし、現在ではそのような研修を経ていないまま、患者さんへの矯正治療を行ってしまっている歯科医師が少なからずいるのも事実です。

矯正治療は虫歯などの治療も行いながら、片手間に治療できるほど簡単ではありません。

矯正専門での治療は、なにより患者様にとって安心です。